二次試験攻略

中小企業診断士二次試験で点数を安定させる【多面的な回答】の書き方

中小企業診断士二次試験多面的な回答ってどうやって書けばいいの?

当記事では上記のような悩みに答えます。

ジッキー
ジッキー
どうも、こんにちは。中小企業診断士のジッキー(@jikky_bongjing)です。

今回は、中小企業診断士の二次試験で多面的な答えを記述するための方法について書いていきたいと思います。

中小企業診断士の二次試験では、多面的な回答が求められています。

これは口述試験の際に僕が試験官から指摘されたので、間違いありません。↓口述試験の再現は下記に書いています。

【体験談】僕が受けた中小企業診断士の口述試験の全てを忠実に再現 中小企業診断士の二次試験の筆記後にある口述試験ってどんな試験なの? 当日の様子を知りたい。体験談があれば教えて欲しい。 ...

例えば、今後中途の技術者採用しかしていないA社の採用を拡大するための施策を聞かれたとき、何も考えていないと、こんな感じになりがちです。

中途採用だけでなく、新卒採用にも取り組むべきです。

多面的に答えるとこんな感じになります。

  1. 教育体制を整えて、新卒採用
  2. 女性が働きやすい環境を整備して女性採用
  3. 外国人採用

こうやって多面的に答えることは、そもそも試験員からも求められていますし、解答欄も埋めやすく、大外ししない回答にやりやすいので、多面的な回答ができるようになると非常に点数が安定します。

これからそんな多面的な回答を書くためのステップを紹介しますね。

中小企業診断士二次試験における多面的な回答の書き方

中小企業診断士二次試験における多面的な回答の書き方
多面的な回答を書くためには以下のステップが必要です。

多面的な回答の書き方をまとめ
  1. まず勉強をして理論を押さえておく。
  2. 問題文から回答の切り口を考える。
  3. 何個の切り口で回答が入るか文字数から予想する。
  4. 与件文との整合性を考えて優先順位を決める。

それでは一つ一つコメントしていきます。

1:体系的な知識の暗記

まず多面的な回答を書くためには、知識が必要です。知識があれば、回答の切り口をみるけることができるからです。

例えば、

Q:A社の強みを答えよ

というような与件文から探すという感じの問題ならそこまで知識は必要ないかもしれません。

でもお分かりかと思いますが、そんな簡単な問題って1題あるかないかですよね。

基本的にもっと抽象的なことを下記のようなレベル感以上の難易度で聞かれます。

Q:A社が組織構造を事業部制組織に変更するメリットは?

Q:B社のマーケティング施策は?

こういう質問が来た時に、事業部制組織のメリットや、マーケティングミックスの4Pなど、抽象的な理論知識は覚えておけば、回答の切り口がわかります。

二次試験はあくまでも理論の試験。作ってる先生も理論の先生です。

知識を与件文の企業に応用するのが二次試験だと考えましょう。

ジッキー
ジッキー
コンサルタントとしての知識をまずはおさえることがベースとなります。

2:回答の切り口を考える

理論の知識があれば、たとえ与件文を読まなくても、問題を読むだけである程度回答の切り口が分かるようになります。

Q:A社が組織構造を事業部制組織に変更するメリットは?

回答の方向性と想定される候補たち。

  1. 意思決定のスピードや質が高まる。
  2. 事業部責任者の経営管理能力の育成。
  3. 利益意識が高まる。
  4. 資源配分がしやすくなる。
  5. 事業部間の調整が楽。
  6. 経営者が大局的な戦略判断に集中できる ・・・など

Q:B社のマーケティング施策は?

回答の方向性と想定される候補たち。

  1. 商品戦略
  2. チャネル戦略
  3. 価格戦略
  4. 販促戦略

Q:B社の売り上げアップ施策は?

回答の方向性と想定される候補たち。

  1. 新規顧客を増やす
  2. 既存顧客の購入頻度増やす
  3. 商品単価を増やす
  4. 買い上げ点数を増やす

こんな感じです。理論を押さえていれば、問題文を読むだけである程度のあたりをつけることができるようになります。

あとは与件文の会社に合わせて、この知識をチューニングしていくだけです。

3:何個の切り口で回答が入るか文字数から予想する

文字数的に何個くらいの回答が入るかはだいたい予想がつきます。

もちろんケースバイケースですので、鵜呑みにしすぎるとまずいのですが、だいたい以下のイメージです。

100文字なら2〜3個。
120文字なら3個。
150字なら3個〜4個。

目安でしかありませんが、ここの予想精度が高まると点数はものすごく安定します

例えば、150字の時に2個しか回答の方向性が思いついていなかったら、あと1個どこだ?と探すことができますね。

こうやって点数の抜け漏れを判断していくことができるのです。

4:与件文との整合性を考えて、優先順位を決める。

理論で覚えた知識をそのまま回答にかけるのであれば、与件文なんて必要ありませんよね。

でもそういうわけにはいかないのです。

二次試験は紙面でのコンサルですから、理論をわかっているコンサルタントとして、与件文にある会社の状況に合わせて、適切な提案をする必要があります。

ですから、回答を書く時は、その会社に合わせて優先順位を決めなければなりません。

例えば、、、

事業部制組織のメリットはたくさんあるけど、その中でA社にとって特に優先順位の高いメリットは「責任者の経営管理能力の育成」と「意思決定のスピードが高まる」の2つだから、この2つは絶対に先に書こう。

こういう発想が必要なのです。

そして、優先順位の高い順から、書いていくことで、試験委員の先生に対し、「私はよくわかっています」とアピールすることにもつながります。

さらに点数を伸ばすために重要なことですよ。

多面的な回答で中小企業診断士二次試験の点数を安定させましょう

多面的な回答で中小企業診断士二次試験の点数を安定させましょう
多面的な回答の書き方をまとめると以下の通り。

多面的な回答の書き方をまとめ
  1. まず勉強をして理論を押さえておく。
  2. 問題文から回答の切り口を考える。
  3. 何個の切り口で回答が入るか文字数から予想する。
  4. 与件文との整合性を考えて優先順位を決める。

二次試験は模擬試験などでも常に、多面的に回答を書くことを意識したほうがいいですね。

ちゃんと理論が頭に入っていれば、回答の切り口は見えてくるようになりますから、そうなったらあとは与件文を読んで、整合性取りながら埋めていくだけ。

ジッキー
ジッキー
こう考えると簡単なんですけどね・・・いざやってみると難しい。

どんどん試験も進化してますからね。

ただ、いつになっても、回答のベースになるのは知識です。

知識がないと、回答の切り口がバラバラで統一感のないものになってしまいますからね。

まずは理論の知識のインプットからです!頑張ってください。

オススメはTBC受験研究会の速修2次テキスト

知識のインプットにオススメなのは、「TBC受験研究会の速修2次テキスト」です。

二次試験を攻略するために、最低限必要な知識がブロックになってまとまっているので、繰り返し見てインプットしやすいですね。

僕のメモがひどいですが、一部出すとこんな感じ。

抽象化ブロックシート
先にお伝えしていた、事業部制組織のメリット・デメリットも綺麗にまとまっています。

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